たんぽぽ組 〜昆虫標本作り〜
先日、昆虫の標本を作りました!
たんぽぽ組では夏にカブトムシたちを育てていましたが、途中で息を引きとってしまいました(;_;)
「このカブトムシ達どうしたらいいかな?」と子どもたちに相談すると、「お墓に埋めてあげたい!」と意見が出ました。
しかし、それを聞いたある子が「土に埋めるのは可哀想・・・」といった声も上がりました。
そこで私は、みんなに「昆虫標本って知ってる?標本なら、埋めたりしないでそのままの形で残せるからみんなで観察もできるし、虫が苦手な人でも動かないから触れるんじゃないかな?」と提案してみました。
その提案に、子どもたちは「それなら土に埋めたりしないからいいね!」「作りたい!」と賛成してくれたので、昆虫標本を作ることに決めました!
調べた結果・手順
1.亡くなってしまった虫の身体には、寄生虫がいるので虫たちを冷凍保存する。
2.冷凍庫から出して、自然解凍し カブトムシたちを水で流し歯ブラシを使って綺麗に洗う。
3.60℃程度のお湯の中にカブトムシたちを入れて、身体全体を柔らかくする。
→そうすることで、手足が動きやすくなる。
4.新聞紙の上に置いて、少し冷ましたら身体を少し開かせる。
5.箱の中に入れて、ボンドでくっつける。それぞれの名前を書いたら完成!
箱に入れる前には、みんなで観察会☆彡
私の予想通り、虫が苦手な子も「動かないなら触ってみたい!」と自ら触りにいっていました!
強く触ると、足が折れてしまうので要注意です!
※触っている最中、足が何本か折れてしまいました(;´д`)
生きていた時は、虫が大好きな子たちしか触ったり見たりはしていなかったですが、今ではより愛情を持って関われたような気がします。
この標本作りから”命の有難み”や”生き物を観察しより理解をすること”を目標にしていたのでやって良かったなと感じています(*^^*)
完成した、昆虫標本はたんぽぽ組の黒板近くに掲示していますので来園した際はぜひ見てください☆
記 髙橋ゆきの