稲刈りをしたよ♪
年長さん全員で園庭で育てている稲を見に行きました!
あそびの時間では多くの子が遊びに出ている園庭ですが、ネットを外して近くで稲を見てみると、
「お米が出来てきてる!」「葉っぱすごい伸びてる!」と改めて稲の成長を感じることができました。
しかし、田んぼの中は雑草や落ちた葉でいっぱい…。
「これじゃうまく稲が育たない、、、」と考えた子どもたちはみんなで協力して田んぼの水をきれいにすることにしました。
自分たちで全部やってみたいとのことだったので、先生は近くで見守ることに。
「手で取ったら汚れちゃうかな?」「園庭にあるスコップとか使ってみたらいいんじゃない?」とみんなで協力しながら雑草を取り除いていきます。
中にはネットをかぶりながら身を乗り出して一生懸命手を伸ばす子も(^^)
もみ殻(外側の皮)の中が気になる子どもたちは、殻をむいて中を見てみることに♪
殻が硬いため、夢中になって無言になる子どもたち…。
やっと殻が取れ、出てきたとてもきれいなお米に大興奮!
「食べてもいい?」と早くお米が食べたい気持ちが強い子どもたちでした(*^^*)
後日、水を抜いた田んぼへ行き稲刈りを行いました。
長靴、軍手を履いて準備完了!みんなで全部刈るぞ~!
先生の話を真剣に聞き、一人ずつ順番に行いました。
片手で稲の束を掴み、反対の手に持った鎌で刈る。鎌を持つ向きや低い位置で刈ることに注意しながら頑張ります。
始めは先生と一緒に行っていましたが、徐々にコツを掴んで自分たちで刈ることが出来ました♪
刈った稲は向きを揃えて別の場所に置き、束にして結びます。
しかし、鎌を持ったまま歩くことはできないので待っているお友達に「これ持ってって!」「お願いします!」と声を掛け合いながら作業していました(^^)
刈った稲は後日お米農家さんにお願いして脱穀・精米して頂きました(*^^*)
自分たちのために苗をくれたり、食べられるお米にしてくれたお米農家の方にお手紙をかきたい!という子どもたち。
「お米をくれてありがとう」「みんなで食べるのが楽しみです」「風邪ひかないように頑張ってください」などそれぞれ伝えたいメッセージを書きました♪
感染状況や保育時間など様々な事情で実際にお米農家の方に会いに行くことは難しかったのですが、機械を動かす様子を撮影させて頂き、後日子どもたちに見てもらいました(*^^*)
それをみた子どもたちは「こんな大きい機械で脱穀するんだ!」「お米がたくさん出てきてすご~~い!!」と驚いている様子♪
玄米からどのように普段食べている白米になるのか知ることができました。
そして、お米農家の方がこの作業を朝から夜までやっているという話を聞いて改めてお米作りの大変さを感じているようでした。
後日、各クラスで育てた野菜やお米、去年度一から作った味噌を使って調理体験を行う予定です(^^)子どもたちもとても楽しみにしています!
記:鶴木菜々子